愛知県私立高校の日程別一覧・スライド合格の仕組み・公立志望校別おすすめ併願モデル・延納制度を徹底解説!
愛知県の私立高校一般入試は、毎年2月上旬の平日連続3日間で実施されます。同一日程の高校は受検できませんが、別の日程であれば最大3校まで併願可能。公立第一志望の受検生も、「公立に落ちた場合に本当に納得して通える私立高校」を手堅く押さえておくことで、公立一般入試本番で本来の実力を100%発揮できます。
愛知県内の私立高校一般入試は、全校が協定に基づき「2月上旬の平日3日間」に集中して学力検査を行います。受検生は各日1校ずつ、最大3校を選んで出願します。
試験日程が重複しない限り、3日間で最大3校を受験できます。一般的には「2〜3校」を出願する生徒が大多数です。日程が同じ高校同士(例:中京大中京と愛工大名電、名城大附属と愛知高校)は両方受けることができないため、優先順位を決める必要があります。
主要な普通科高校(名城、名電、中京、東邦、愛知等)の一般入試は国語・数学・英語・理科・社会の5教科。試験会場の緊張感や時間配分を公立一般入試(2月下旬)の約3週間前に体験できる貴重なリハーサル機会になります。
愛知県内のほぼすべての私立高校は、公立一般入試の合格発表日まで入学手続き(入学金・授業料等の納付)の猶予を行う「延納制度」を整備しています。私立に合格しても、公立の結果が出るまで入学金を捨てずに済みます。
愛知県では国の就学支援金に加え、県独自の上乗せ授業料軽減助成金が手厚く、年収目安約720万円〜840万円未満世帯まで実質無償化枠が広がっています。私立併願校を単なる「妥協枠」ではなく「行きたい魅力的な高校」として前向きに選べる環境が整っています。
同一日程に属する高校は併願できません。自分が受けたい私立高校がどの日程に割り振られているかを確認し、重複のない3日間のスケジュールを組み立てましょう。
| 日程 | 主な共学校・男子校 | 主な女子校 |
|---|---|---|
| 第1日目 |
中京大中京(特進・進学)
愛工大名電(特進・選抜・普通・情報科学・科学技術)
滝(普通 ※尾張北部難関)
至学館(普通・商業・家政)
大同大大同(普通・大同特進・工業)
清林館(文理・進学・国際)
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聖霊(普通)
修文学院(情報会計・食物調理・家政・福祉)
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| 第2日目 |
名城大附属(特別進学・一般進学・総合学科・国際)
愛知(選抜・進学)
名古屋(文理選抜・文理 ※男子校)
栄徳(特進・進学)
愛産大工業(機械・電気 ※男子校)
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金城学院(普通)
椙山女学園(普通 ※日程は要項確認)
名古屋女子大学高校(特進・総合)
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| 第3日目 |
東邦(普通科特進・普通・美術)
名経大高蔵(特進・進学・商業)
名経大市邨(特進・進学)
星城(特進・進学・普通)
同朋(普通・音楽・美術)
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桜花学園(特進・進学・国際キャリア・保育)
椙山女学園(普通)
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※各高校の学科・コース区分、入試科目、日程は年度により変更される場合があります。必ず出願年度の最新生徒募集要項を直接ご確認ください。
愛知県私立高校の多くでは、「スライド合格(転コース合格)」という極めて受験生に有利な合否判定システムが導入されています。1校分の受験料で、実質的に2つ〜3つのコースの合否判定を受けることができます。
第1希望を難易度の高い「特別進学コース」等にして出願した場合、特進の合格点に届かなくても、「一般進学コース」や「総合学科」の合格ラインを上回っていれば、第2希望コースでの合格通知が出されます。
逆に、第1希望を一般進学コースにして出願した場合、当日いくら高得点を取っても特進コースへ繰り上がり合格することはありません。
| 高校名 | 上位コース(第1希望推奨) | スライド合格対象コース |
|---|---|---|
| 名城大学附属高校 | 特別進学コース / スーパーサイエンス | 一般進学コース、総合学科(文理・系列進学) |
| 中京大学附属中京高校 | 特進コース(国公立・難関私大目標) | 進学コース(中京大内部推薦枠あり) |
| 愛知工業大学名電高校 | 普通科特進・普通科選抜 | 普通科普通コース、情報科学科、科学技術科 |
| 愛知高校 | 選抜クラス(難関国公立大目標) | 進学クラス(一般進学) |
| 名古屋高校(男子) | 文理選抜コース(国公立・医歯薬) | 文理コース |
| 東邦高校 | 普通科特進コース | 普通科普通コース、アクティブコース |
スライド合格の制度がある高校を受ける際は、迷わず「第1希望=特進コース、第2希望=進学コース」で出願しましょう。特進に受かれば特待生(スカラシップ)の権利を得られる可能性があり、万が一届かなくても進学コースをしっかりキープできます。
公立高校の志望校ランクに合わせて、私立併願をどのように組み立てるべきか、3つのモデルパターンを具体的に紹介します。
公立トップ校を受験する生徒は、私立高校でも「難関国公立大学を目指せる特進コース」や「特待生(学費免除スカラシップ)」の獲得を目標にします。私立で上位合格を勝ち取ることが、公立本番での最高の自信になります。
💡 アドバイス:名城特進や中京特進、愛知選抜を確保できれば、「公立が不合格でも大学進学で全く見劣りしない」という絶対的な安心感が生まれ、公立入試のマークシート難問にも冷静に立ち向かえます。
内申33〜38前後の最激戦区。名城大学・中京大学・愛知工業大学など、知名度と就職実績の高い総合大学への内部進学枠を持つ附属高校を軸に組み立てます。
💡 アドバイス:1日目の中京・名電、2日目の名城で手堅く実力相応を狙いつつ、3日目に東邦や高蔵を置くことで、「3校全落ち」のリスクをゼロにする王道バランスです。
内申28〜33前後の受検生。不合格の不安を断ち切るために、過去問演習や模試で合格可能性が極めて高い「確実な安全校」を必ず1校以上(特に3日目)に配置します。
💡 アドバイス:公立高校のW出願(第1志望・第2志望)が万が一両方不合格になった場合でも、校風・施設・通学路線に納得して通える私立高校を選んでおくことが最も大切です。
3校受験する場合の最も健全な組み合わせは「チャレンジ校:実力相応校:安全校 = 1 : 1 : 1」です。
「名城・中京・愛工大名電」といった人気校ばかりを3校並べると、当日の体調や相性によっては思わぬ不合格に見舞われ、公立直前にパニックに陥るリスクがあります。必ず模試でA判定が出ている安全校を1校組み込みましょう。
「延納制度があるから自動的に待ってくれる」と思い込んでいると大変危険です。近年はインターネット出願サイト(miraicompass等)で、指定された期日までに「延納手続登録」ボタンを押して申請を完了させなければ、合格が取り消される高校が増えています。合格発表直後に各校のマイページで延納申請を必ず行いましょう。
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